『月面X』とは?とある条件で月に現れる不思議な文字!

🌙天文・気象🌦️

みなさんは「月面X」って聞いたことありますか?

月の表面には特定の条件がそろったときに「X」の文字が浮かび上がるのですが、これを「月面X」と呼んでいます。

現れる頻度は年に数回、ただし、天気が良くないと観察できなこと、さらに観察できる時間が数時間と、そこそこ条件が厳しめです。

前回は天気が悪く撮影を断念してしまいましたが、今回はなんとか撮影に成功。

ロマンあふれる月面Xについて、詳しく紹介していきましょう!

実際に「X」を探してみよう

百聞は一見に如かず、実際に撮影した写真を紹介しましょう。

撮影日は2026年4月24日、20時20分ごろ。

さて、どこに「X」があるかわかりますでしょうか。

正解は…

ここです!

ちっちゃ!と思う人もいるかもしれませんね笑

そう、月面Xは天体望遠鏡がないと観察できないのです。

さらにこの日はうっすらと雲がかかっており、雲の隙間をぬっての撮影でした。

写真でもうっすらと曇っているのが分かりますね。

やはり観察のハードルは少し高めです。

出現する条件は…?

月面Xが出現する時期は限られています。

それは「上弦の月、月齢でいうと”7”くらいの前後1~2時間」

上弦の月とは、「月の右側が光っている半月」のことです。

半月の直線部分を弓の弦に見立て、沈むときに弦が上を向くため「上弦の月」と言われています。

この時にクレーターの淵に太陽光が当たり、きれいな「X」となるわけです。

実際に図で解説しましょう。

こちらの写真は月齢が9ぐらい、つまり半月よりちょっと満月に近くなった月の写真です。

さて、どこが「月面X」の部分でしょうか?

正解は、ここです。↓

ちょうど3つのクレーターの淵の部分にうまいこと太陽光が当たり、Xになるわけですね。

次観察できるのはいつ…?

年に数回とかなり貴重な観察機会ですが、時間帯も日によってさまざま。

例えば2026年8月20日や、10月18日などは、観察できるのが昼間ですので、やや観察しづらいでしょう。

2026年
2月24日 16時50分 ごろ
4月24日 20時20分 ごろ
6月22日 19時10分 ごろ
8月20日 15時50分 ごろ
10月18日 14時50分 ごろ
12月16日 18時40分 ごろ
2027年
3月15日 15時50分 ごろ
5月13日 17時30分 ごろ
7月11日 14時50分 ごろ

参考:倉敷科学センター公式HP

月面Xの予報 | 倉敷科学センター
2004年ごろから、海外の天文愛好者の間で「月面X(Lunar X)」という言葉が交わされるようになってきました。月のある地形に特定の角度で太陽光が差し込むとき、月の欠け際に短い時間だけ「X」の形が浮かび上がっておもしろい、というものです。

おまけ:月面LOVES💛

実は月面に現れる文字はXだけではありません。

観察できる文字をまとめて「月面LOVE」もしくは「月面LOVES」と呼んでいます。

さらにはハートマーク💛も見れちゃうんです!

今回の写真には「O」「V」そして「💛」が写っていたのでそれも紹介しましょう。

正直Oに関してはなぜこれなのかと疑問ですが…(^^;

いくらでもありますよね笑

とにかく、上弦の月は様々な文字や模様が観察できる最高の観察日和というわけですね。

次は完璧な「LOVES💛」の撮影に挑戦します!

まとめ

今回は上弦の月の時期の数時間だけ現れる「月面X」の紹介でした!

そもそも月面を見るだけでも美しいものですが、さらに一歩先行く楽しみ方ですね。

みなさんもぜひ、天体望遠鏡を手に入れたら観察してみて下さい。

もし難しい場合でも、最近ではYoutubeでのライブ配信もあるようです。

活用するのもアリですね!

それでは、また次の記事で!

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