「もし、時間を戻して若返ることができたら…」
映画やSFの話ではなく、地球上にそれを本当に行っている生き物がいます。
それが、わずか数ミリの「ベニクラゲ」です。
「不老不死」という何ともロマンあふれる特殊能力をもつ、この生物について解説していきます!
それでは、いってみましょー!
ベニクラゲの「若返り」の仕組み

普通のクラゲの場合は、卵 → ポリプ(赤ちゃん) → クラゲ(大人) → 寿命を迎える、というサイクルでその一生を終えます。
一方でベニクラゲの場合、寿命やダメージで死にそうになると、ドロドロに溶けて「肉団子」のような状態になり、そこから再び「ポリプ」へと戻る、というまさに不老不死の能力で生き延びることができるのです!
マンガやアニメで不老不死と言えばまさに究極のチート能力!
このような生物が地球上にいるとは驚きですね!✨
本当に不老不死なの…?

理論上、先ほどの能力を繰り返し使うことで、永遠に生き続けられます。
ただし、海の中は弱肉強食の世界です。
エサとして「食べられる」という外敵のリスクがあるため、完全に「不死」とはいきません。
なので世界がベニクラゲで埋め尽くされる、ということは起こりえないわけですね。
自然界の食物連鎖のバランスは非常に美しい…素晴らしい世界です!✨
ベニクラゲを愛した科学者、久保田信先生!
この小さなクラゲの謎を解き明かすために、何十年も毎日お世話を続けている科学者がいます。
京都大学の久保田信(くぼた しん)先生です!
先生のベニクラゲへの愛はすさまじく、自ら『ベニクラゲ音頭』を作って歌ってしまうほどなんです!笑
また、久保田先生は、「実物を自分の手で触ってみる体験を大事にしています」とも語っており、フィールドワークも大切にしているそうです。
研究者としても素晴らしい先生ですが、このベニクラゲへの愛、研究を楽しむ心が非常にステキですね!!✨✨
まとめ
ベニクラゲの不思議な能力、いかがだったでしょうか。
不老不死の能力は、マンガやアニメの世界だけの話ではなかったんですね。
もしかしたら研究が進み、人間が不老不死になる時代も来るかもしれません。
クラゲが人類を不老不死に導くと考えるとわくわくしますね!
これからも身近な不思議をみなさんにお届けしていきますので、ヒミツの理科室に遊びに来てくださいね!
コメントや質問も大歓迎です✨
それでは、また!


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